- 排ガス測定(ボイラー・吸収式冷温水発生機)
- 室内空気環境測定
- シックハウス測定
- 学校環境衛生測定
- 作業環境測定
- その他の特殊環境測定

空気に関する測定サービスを提供し、より快適な環境づくりに貢献します。
職場や学校、病院などで人々が快適に過ごすことができるように、「環境保全」を目的としたさまざまな測定を実施しています。専門の測定スタッフが現場へと赴き、排ガスやホルムアルデヒドなどの空気中の有害な物質の測定などを行い、より安全で、より健康的な環境づくりをしっかりとサポートします。
排ガス測定
大気汚染防止法に基づいて、固定発生源(工場や事業場)から排出または飛散するばい煙や窒素酸化物などの大気汚染物質については、物質の種類ごと、設備の種類・規模ごとに排出基準などが定められています。
排出事業者はこの基準を守るため、定期的な測定をすると同時に、結果書を保管しておくことが義務づけられています。
~大気汚染防止法 第16条~
測定対象
<規模または能力>
伝熱面積が10m 2以上またはバーナーの能力が重油換算で50 L/H以上のもの
<主な対象施設>
ボイラー、吸収式冷温水発生機、コージェネレーション設備、給湯ボイラー、焼却炉など
測定方法
測定はJISが定める方法により測定します。ポータブルガス分析計を使用しますので、その場で測定値がわかります。
測定項目
窒素酸化物濃度(NO x)、ばいじん濃度、硫黄酸化物濃度(SO x)※
一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、酸素濃度 ほか
※燃料が油の場合
排ガス測定の項目と基準
空気環境測定
安全で衛生的な空気環境の維持のために
建築物における室内環境を、学校保健安全法や、建築物衛生法に基づき、空気環境測定の専門スタッフによる高精度な測定を実施しています。また、室内におけるホルムアルデヒドなどの有害物質を正確に測定します。
建築物環境衛生管理基準
以下1~6 項目を2ヶ月に1回、定期的に測定することが義務づけられています。測定は精度を高めるため、同じ箇所を1日2回測定します
測定項目
1. 浮遊粉塵の量
2. 一酸化炭素の含有率
3. 二酸化炭素の含有率
4. 温度
5. 相対湿度
6. 気流
7 ホルムアルデヒドの量
空気環境の測定項目と基準
シックハウス測定
建材などから発散するホルムアルデヒドなどの揮発性物質に室内空気が汚染され、目、鼻、のどなどが刺激されて、頭痛など多様な症状が生じる「シックハウス症候群」が問題となっており、学校や特定建築物において測定が義務づけられています。測定の際には、迅速にサンプルを採取し、専用の測定機器を使った正確な作業が必要です。
学校環境衛生測定
学校環境衛生とは、健康的で快適な学校環境を目指すため、換気・彩度・照明および保温を適切に行い清潔に保つなど、環境衛生の維持に努め、必要に応じてその改善を図ることを言います。これにより、学校保健安全法の学校環境衛生基準に定められた各種点検や測定を行う必要があります。
- 学校環境衛生の定期点検・測定項目
学校保健安全法が平成21年4月1日に改正されました。こちらで詳しくご紹介しております。
作業環境測定
オフィス、工場、研究室など、人々が働いているさまざまな職場の環境のことを「作業環境」と言います。労働安全衛生法では、労働者の安全と健康の確保を目的に、作業環境に関するさまざまな測定を行うことと定めています。これに基づき、作業環境を的確に把握し、労働者の健康被害を未然に防ぐとともに、より快適な職場環境を整備する必要があります。
臭気測定
悪臭は公害対策基本法において典型7公害※の一つと規定されており、悪臭防止法によって規制されています。当社では特定悪臭物質の濃度による規制(22物資指定)と臭気指数による規制(嗅覚を用いた測定による基準)の2つの測定方法で対応が可能です。
- 臭気測定について
臭気測定についてこちらで詳しくご紹介しております。
バリデーション
医薬品の品質確保のためのシステムとして、薬事法に基づく
『医薬品の製造管理及び品質管理規則』および『薬局等構造設備規則』において規定されている
バリデーションについても当社で対応しています。
- バリデーション
バリデーションについてこちらで詳しくご紹介しております。
その他の特殊環境測定
高度な清浄度が要求される工場のクリーンルームや病院の手術室、一定の湿度や温度を保たなければならない食料品の倉庫、また、騒音や振動の実態調査など、環境測定に関するニーズは実に多種多様です。こうした特殊な環境測定にも柔軟に対応しています。
● 騒音測定
● 振動測定
● 温湿度測定
● 腐食性ガス測定 など
測定対等対象施設、測定・分析項目、排出基準等については、お気軽にお問い合わせ下さい。